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■ あなたの一票で:“ビーカー教授事件”が選ばれた。
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タンタンのウェブサイト:Tintin.comで行なわれた投票の結果、“ビーカー教授事件”が「タンタンの冒険」シリーズ中でのナンバーワンのタイトルに選ばれた。
ベストセラーでは“タンタン アメリカへ”がその座についており、“タンタンのコンゴ探険”がこれに続くことは周知の事実である。
そのほか、「最も美しい表紙は?」には “青い蓮”、
「最も評価されている物語は?」に “タンタンチベットをゆく”が選ばれている。
“ビーカー教授事件“がトップの座を得たことは真実であり、そしてハッピーサプライズでもある。
この本が1955年に出版されるまで、タンタンの読者やマスコミが、どれ程待たされていたのかという点を我々はしばしば忘れてしまう。事実、月への冒険は人類の最も卓越した偉業であると考えられていたし、それ以上の業績はなにひとつ考えられなかった時代である。1950年代半ばに、タンタンがそれ以上の感銘を人々に与えることはもはや不可能であると思われていた。
正にその時登場したのが、地球上での冒険をベースにした“ビーカー教授事件”。
エルジェは、より詳細にストーリーを描いた。
―リズム感があり、ジョークあり、反動がそして陰謀がひしめくストーリー。
―全てがそこに存在し、そして驚くほどに表現されている。
ストーリーの多くの題材が、天体旅行と同等の価値を生み出している。
今回の投票結果からも一目瞭然であるように、エルジェはこれをはっきりと打ち出しそして私たちのファンに示して見せたのだ。 |
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