セールですごい結果が!  
 
エルジェの遺した300のドキュメント(36通の個人的な書簡とスケッチ、写真を含む)が、パリのArtcurial galleryで行われたセール期間中に9万ユーロで買い取られた。

これらのドキュメントの落札予定価格は2万ユーロとされていた。「青い蓮」(実際に、新刊発売の告知を“プチ20世紀”新聞に掲載する為に描かれたもの)のイラストは、16万7千ユーロで落札(予定価格は3万5千ユーロ)。
「シドニー行き714便」で使用した45/46型のスケッチ用鉛筆は、14万3千5百ユーロで購入された。
そして「タンタン新聞」の30周年記念で使用された描写用の墨汁は、6万8千2百ユーロまで値をつけた。

なんということだろうか、エルジェとタンタンは今まさに世界中が陥っている金融危機において尚、その本来の価値を保ち続けているのである!