1982年にはすでに...  
 
それは、1982年、10月の末頃の事でした。

ロサンゼルスからの一本の電話がビッグなニュースをブラッセルにもたらしました。

丁度、この様な感じでゆっくりと…

――“私の名前は、キャスリーン・ケネディです。
スティーブン・スピルバーグの代理でお電話をさせていただきました。
彼は、タンタンの冒険物語をベースにした映画を製作することが可能かどうかを知りたがっているのです。”――

それはジョークではありませんでした。
直ぐにスピルバーグ氏から同じ内容で封書が送付されてきたのですから。

多くの誤解に基づいたスタートから長い年月を経て、今まさにこのプロジェクトは存在します。

もう少しの辛抱です。映画は、2011年には間違いなくやって来ます!

私たちは、ピーター・ジャクソンによって開発された3Dモーション・キャピチャー・テクノロジーの特殊効果を観ることに好奇心をそそられています。

それぞれの実写映像は、グラフィック同様のヴィジュアル効果が得られるよう処理されるのです。